法律:みんなでつくろう

私たちの生活には、8000以上の法令(法律・命令)が関わっている。これ以外に自治体ごとの条例もある。しかし、ふだんは自分ごととして関わることはない。また関わる必要があるときは、専門家に任せることを考える。 未来のくらしには、法律が変わることも必要になってくる。


歴史を知ることが大事

外国人観光客は年々増えているけれど、宿泊できるところが不足している。東京だと、渋谷区はホテルの客室が少ない。理由のひとつは、ホテルの建築規制が厳しいことにある。歴史を遡ると、ラブホテルの増加に歯止めをかけるために2006年につくった条例が、一般的なホテルについての建築も阻害している。 そのため条例改正の検討を2016年10月から始めて、1年8ヶ月後に実施した。この間、どのような議論がなされたのだろうか。

また、行政では毎年30兆円の補助金を出している。何らかの形で活用している企業や組織も多い。補助事業は完了したときに、報告書を提出し、行政はそれに対して支出の適切性を検査する。 農地について、新しい技術を使ってデータをとる可能性は広がっている。補助金を活用する際、その技術が認められないとすれば、何が課題になるのだろうか。

新しい参加の形をつくろう


オープンで参加しやすいプラットフォーム。話し合いの場は、オンラインとリアルをバランス・融合させる。ちいさく試して、判断する。

Graphic by Eri Sato