「未来の暮らし」プロトタイピングのアプローチ

2018.11.01

早稲田大学チェン・ドミニク研究室、2018

Key 1
ウェルビーイング
2018年は、Techlash(技術への不信・反感)への明確な転換点。これは10年単位の課題であり、チャンス。 近年発展が加速したウェルビーイングは、“テクノロジーは社会を良くするのか”という問いに正面からアプローチ。 ウェルビーイングの研究者で起業家のチェン・ドミニクがメンターとして参加。

進化思考、太刀川英輔

Key 2
デザイン思考の先
デザイン思考の課題の一つは、スクリーニング圧の弱さ。アウトプットが弱い。「進化思考」は、デザインを増やす(変異)ことと淘汰する(関係性)ことを繰り返して、強度の高いデザインをつくる方法論。提唱者の太刀川英輔がメンターとして参加。

2019年2月完成予定のICTセンター

Key 3
会津若松
データは、21世紀の石油といわれ、デジタル化を駆動することが期待されているが、寡占と不信が高まっている。会津若松は、Data for Citizenを掲げてスマートシティを推進。また、市民がテクノロジーを使って社会課題を解決するシビックテックが盛ん。キーマンの藤井靖史がメンターとして参加。

未来をつくる方程式は「願い/課題 x 技術 x デザイン」。プロジェクトでは「ウェルビーイング x データ x 進化思考」という環境を準備。